イラクで日本人拘束

『英警備会社「ハート・セキュリティー」に勤務する斎藤昭彦さん(44)がイラク武装勢力に拘束されたとみられる事件で、斎藤さんを含む警備会社一行の車列が武装勢力に襲われた際、「ロケット砲のようなもので攻撃された」と、生き残った同社関係者が話していることが11日、明らかになった。』


最初このニュース聞いた時、米軍を警備する民間警備会社?何だそれ?
天下の米軍を守るとは?普通は逆じゃないのか?なんて思った・・・


この警備会社もすごいと思うけど、斎藤さんの経歴もすごいな。
日本人にもこういう人がいるんだ・・・と思った。


数年前だったと思うが、あるラジオ番組で元自衛隊関係者が出演して
自衛隊員の中には日ごろの訓練の成果を試しに本当の戦場に行ってみたいという人が
結構いる。」みたいなことを言ってたのを思い出した。
こういう人がフランス外人部隊などに入隊するのか。


それにしても外務省は、イラクの治安情勢で非政府組織(NGO)職員や
ジャーナリストを主な対象に退避勧告を出していたが、斎藤さんのような警備任務による
入国は「まったくの想定外」だとか・・・
おいおい、一般人はそんな組織すら知らなかったけど、政府が知らないわけないだろ・・・


斎藤さんの無事を願わずにはいられませんが、今回の件は政府は安否情報や
救出への努力はしなくちゃいけないけど、身代金などを払ってまで救出する
必要はないと思う。
実際米軍に雇われた兵士みたいなもんだし、それをするのは米国であり
所属する英国警備会社の仕事でしょ。
斎藤さんもそんなことは望んでないと思うし、覚悟の上の仕事だっただろう。


斎藤さんの弟の記者会見みたけど、開口一番「国民のみなさんに、ご迷惑を
おかけして申し訳ありません。」って・・・
国民に謝る必要はないと思うけどな・・・
例の”自己責任論”を恐れたのかな?マスコミは怖いからな・・・